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私はダイエットにより、かつての軽肥満状態から、標準的な体重にまで減量することに成功しました。そのことによる変化はいくつもあるのですが、個人的には、

デブに厳しくなくなった

ことが一番大きいと思っています。

「なんだ、それ?」と思われるかもしれませんが、実は、この変化はダイエットという行為の本質に関わっていると私は見ています。

あなたが今、ダイエットに足踏みしているのであれば、ぜひ読んでほしいと思います。

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デブのくせにデブに厳しかった過去

私は、ダイエット以前の肥満だったころは、デブにやたらと厳しかったです(もちろん病気や遺伝性のもの等は除きます。映画「聖の青春」の村山聖は、本当に気の毒でなりませんでした)。

聖の青春の感想。松山ケンイチの将棋の手つきで俳優としての凄さを認識した話

外見のこともありますが、それよりも何よりも、そういう体型を放置したまま不摂生を続けるそのメンタリティに対して、厳しい評価を下していました。

しかし、自分自身がダイエットを始め、とりあえずの成功を収めた現在、ふと気付くと、以前のように肥満者、いわゆるデブを見かけても、そのような厳しい見方をまったくしなくなっていたのです。

以前は肥満に対して、もっと辛辣なことを思っていたような記憶がありますが、とにかく今では憑き物が落ちたように、何とも思わなくなっていたのです。

なぜなのかと考えて、ダイエット以前のもっと過去まで振り返ると、面白いことに気づきました。

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10代、20代。若かった頃は肥満を何とも思わなかった

思い返せば、私が太り始めたのは30代に入ってからです。それ以前はどちらかと言うと痩せ型でした。

痩せていた当時は、太っている人を見ても、別に批判的な感想を持つことはまったくありませんでした。正確に言うと、人の体型というものに興味がありませんでした。

30代。自分が太り始めたら、肥満に厳しくなった

しかし、30代に入ってみるみる体重が増えていくと、それに呼応するように、肥満に対して厳しい見方をするようになっていきました。

振り返れば、他人に対してだけではなく、誰よりも自分自身に対して辛辣だったような気がします。

脂肪がたっぷりと乗った自分のお腹を見ながら「汚ないハラ」、そのくせなかなかダイエットに踏み切れない自分に対して「ダメな人間」と辛辣な評価を下していました。

過去の自分は、デブの他人に自身を投影していた

projection

今にして思うと、私がダイエットを始める前にあれほどデブに対して辛辣だったのは、要するに自分自身の肥満が嫌だったのです。

肥満した自分自身への酷評を、他の肥満した人たちに投影してしまっていたのです。

彼らに対して「健康や将来のことを何も考えていない」とか「意志薄弱で自己管理ができない」とか思っていたのは、要するに自分自身に対する自己評価に他ならなかったのです。

ダイエットに取り組んだらガラっと変わった

面白いことに、自分自身がダイエットに本気で取り組みはじめると、そのようなことは全く思わなくなりました。

もちろん取り組み始めてしばらくの間、軽肥満状態が続いていました。

にもかかわらず自分以外の肥満者に対して、ダイエット前のように批判的な目を向けることはなくなっていました。

ハラの肉は相変わらずなのに、面白い変化でした。

そしてそれは、次第に体重が落ちて、標準体重を達成した後でも変わりませんでした。

本当に嫌いだったのは自分のネガティブさ

私は肥満した自分の外見よりも何よりも、痩せる必要性を痛感しながら行動に移せなかった自分のネガティブさが嫌だったのです。

だから、いったん行動に移し始めたら、たとえ肉体そのものは肥満状態であっても、それに対してネガティブな感情や考えを持つことはなくなったのです。

「ダイエットつらそう」
「途中でくじけたらやだな」
「頑張って痩せてもリバウンドしたらどうしよう」
「さんざんつらい思いをして何の成果も出なかったら嫌だな」

そんなことばかりをぐるぐると考えて、具体的には何も手を打たなかった。

そんな状態を変えようと一念発起して、見事に行動に移すことができた、そのことが私に自信をもたらしてくれたのです。

だから、今肥満か痩せているかは、まったく問題ではないのです。

目標に向けて、失敗を恐れずに一歩を踏み出せたかこそが問題だったのです。

まとめ。ダイエットの効能の最大のものは精神面

ダイエットは、単にスリムな体型や健康な肉体など、容姿面・健康面だけではありません。

私は個人的には、精神面で得るものこそが最も大きいと思っています。

他人に対してネガティブな感情を持つことは、誰もが避けたいはずですが、そのための一番の方法は、自分自身が自分のコンプレックスに真正面から向き合うことだと思います。

ダイエットの経験は、私にそのことを気付かせてくれました。

あなたがもしダイエットに足踏みしているのであれば、迷っている時間がもったいないです。どんな小さなことでもいいですから、すぐにでも始めることを強くおすすめします。

よしず後記

よしず

ダイエットはコツコツです。同じように、メンタル面もコツコツとしか進歩しません。

どんなに小さくてもいいから、まずは一歩を踏み出しましょう。