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「結婚したいけどできないアラフォー男性が恋愛や交際にたどり着くには」の続きです。

自信はどうやったら身に付くのか

子供の頃はそうでもなかったけれど、成人してモテ始める男女は多いです。

こういう人は、いきなりブレイクしたわけではなく、子供の頃から恋愛や人間関係について、懸命に考え続けてきた人たちです。

そういう要素は、野球やサッカーでの華やかな活躍や、生まれつきの容姿の美しさや、テストの点などには一切現れない要素ですが、大人になってから一番大切になる要素でもあります。

そして、身に付けるのが一番難しい要素でもあります。

野球やサッカーは、部活で2、3年もやっていれば、クラスや学年でトップクラスになることは難しくありません。テストの点だって、直前の数週間に詰め込めばそれなりのものになります。容姿に至っては、努力する必要がほとんどありません。

こういう分野で抜きん出るのには時間がかからず、ある意味簡単なことなのです。

しかし、「自信」はそうはいきません。自信は、自分自身の存在そのものを全肯定できるかできないか、という問題です。

「勉強ができる」とか「サッカーが上手い」とか「顔が美人」とかいった、一面的な要素を持っていれば身に付くようなものではまったくありません。

誰かと比べて優れている、劣っていると言う観点からは決して評価されることのない要素、それが自信です。

つまり、あなたの「自信」とは、あなたが自力で構築していくしかないのです。そして、世界中で唯一、あなただけが構築できるものなのです。

自信という城を構築するための材料は、あなたの中だけに存在します。ですから、自信をつけるためには、まず自分を知ることから始めなければならないのです。

この自信を身につける方法は、昔からさまざま言われていますが、結局のところ、「自分をありのままに見て、その自分をありのままに受け入れる」作業ということになります。

自分をあらゆる側面からつぶさに観察して、自分にできること、できないこと、持っているもの、持っていないもの、優れている点、劣っている点を知り、つらくてもその現実を受け入れ、そんな自分をそれでも肯定していくという作業です。

自分を知ること自体が、そもそもとても時間も労力もかかります。いろんなことに首を突っ込んで、世界を広げないと、自分の程度が測れません。首を突っ込んで、失敗しても、そこから学ぼうとしなければ無意味な経験に終わります。

首を突っ込んで、失敗して、恥をかいて、考えて、学ぶ。

このサイクルを長年にわたって続けることで、本当の自分を知ることができます。そうやってようやく身に付くのが自信なのです。

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アラフォーが自信を身に付けるには長期的スパンで、あせらず、ゆったりと

繰り返しますが、恋愛に関して言えば、意識して努力を始めて、結果が出るまでに、最低でも7、8年はかかると見ておいた方がよいです。

これを長いと見るか、短いと見るかは人それぞれでしょうが、とにかくそのくらいの長丁場になるはずです。

ですので、何事もそうですが、恋愛を意識するのは、早ければ早いほどよいです。

7歳で意識し始めれば、中学生くらいで、
12歳で意識し始めれば、大学生くらいで、
17歳で意識し始めれば、社会人3年目くらいで、
22歳で意識し始めれば、30歳くらいで、
27歳で意識し始めれば、35歳くらいで、
32歳で意識し始めれば、40歳くらいで、
37歳で意識し始めれば、45歳くらいで、

ようやく人並みの恋愛ができるようになる、と考えるくらいがちょうどよいです(あくまでザックリとした目安です)。

逆に、今モテている人を見たら、その人は何年も前から努力を続けてきたのだと見るべきです。ですから、うらやましがったり、いきなり真似しようとしても無意味です。

それまで異性との交際経験がなく、アラフォー、たとえば38歳くらいになって、ようやく恋愛や結婚といったものに本腰を入れようと思い立った人なら、45歳くらいにようやく芽が出る、くらいに思っておいた方がいいでしょう。

38歳だからあと2年、40歳になる前に決めてやる!なんて意気込んでも、ほぼムリです。恋愛には年季が要ります。

もし、それであっさりいい人が見つかったなら、その人は自覚していなかっただけで、人間関係や自信というものについて、かねてから良く考えて実践してきた人だったはずです。少なくとも周囲からはそう評価されているはずです。

そうではなくて、自信がなく、卑屈なまま、人間関係についても深く考えて来なかったまま、40歳近くになって慌てて行動を思い立ったような人の場合は、やはりそのくらいの長丁場になると見ておくべきだ、ということです。

逆に言うと、そのくらいゆったり構えていれば、十分にチャンスが回ってくるということです。

歳を取ると、後がない気がして、余計焦ると思いますが、それでは成果が遠ざかるだけです。そういう意味でも、恋愛や結婚などの人間関係を意識するのは、早ければ早いほどよかったのです。

しかし、アラフォーの場合、今さらそんなことを言っても始まりません。かと言って、あきらめて欲しくもないです。

となれば、「45歳くらいまでに何とかなれば御の字」と、長期的視野で、ゆったり構えるほかないと思います。

「40歳までじゃなきゃイヤだ!」と言っても、まず良い結果にはならないです。それでなるのであれば、もっと若くにあっさりうまく行っていたはずですからね。

ですので、アラフォーで自信がなくて、経験もないのであれば、「人並みに女性と交際できるレベルになるまで最低7、8年はかかる」つもりで、ゆったりと、焦らずに自信を育てていくのがよいと思います。

遠回りに見えて、長い目で見ればそれが一番の近道になるはずです。

まとめ

結婚を焦っているアラフォー男性の問題は2つ。

1.外面的(収入、介護問題など)
2.内面的(自信、性格など)

しかし、1の人も、2の要素を多分に持っています。結婚以前の恋愛や交際となると、これは完全に2の自信の問題になります。

なので、何はなくとも恋愛、交際、結婚のためには、「自信」を身につけることが必要です。

自信を身につけるのは時間が掛かり、最低でも7、8年は見ておくべきでしょう。

アラフォー世代になり、慌てて結婚を意識して婚活を始める人が多いが、そういう人は40代半ばに成果が出るくらいのつもりでいた方がよいです。

焦る気持ちは分かりますが、今まで異性との交際経験もなく、恋愛について深く考えてきた経験も、自信もない38歳の人が、あと2年以内に結婚を決める、と息巻いても、残念ながらうまくいかない可能性が高いです。

また、婚活パーティはあくまで経験値と割り切った方がよいと思います。何度繰り返しても、自分が変わらなければ、同じ結果に終わるはずです。

変なたとえですが、婚活パーティはボディビル大会に似ていると思います。

普段の鍛錬の時点で、結果はほぼ決まってしまっている点がそうですね。普段ろくに鍛えていないヒョロヒョロ、ガリガリの人が何度大会に出場しても、まず勝つことはないです。

恋愛においては、自信という名の筋肉をつける鍛錬を、毎日の生活でコツコツ続けることが、何よりも大事ということです。

無駄に婚活パーティの参加回数を重ねていくことが経験値ではありません。仕事でもプライベートでも、日常のあらゆる場面で、人への接し方や、他人や自分の心の動きなどをよく観察し、よく考えるという地道な訓練こそが、「結婚できないアラフォー世代」が結婚に近づくのに最も必要なことと言えます。

焦っているアラフォーの方には厳しい現実だと思いますが、それでも婚活パーティなどに足を運ぶといった行動を起こしている時点で、未来は明るいと言えます。

ただ、ああいうパーティに即効性を求めてはいけません。2回、3回出たからと言って、交際や婚約などにこぎつける確率は低いでしょう。

目に見える成果が出なかったことに落ち込んで自信喪失するのではなく、行動を起こせた自分を褒めてあげましょう。

RPGではありませんが、経験値を上げていけば、やがてレベルアップします。ただ、同じこと(婚活パーティ)ばかりを繰り返しても、経験値は上がっていきません(悪い意味で慣れてしまい、本質的な経験値とはならない)。

目先を変えて、趣味のサークルや料理教室など、女性も参加するような集まりに顔を出すのもよいでしょう。

とにかく考えて、行動して、経験値を積む。これしかありません。

よしず後記

よしず

結果を求めるのではなく、経験値をコツコツと積み上げていく意識が大事です。

ローマは一日にして成らず、と言いますが、恋愛も同じということです。